秋田ロッテblog

    Home > baseball > 富士通スタジアム川崎(川崎球場)に行ってきました

     

    富士通スタジアム川崎(川崎球場)に行ってきました

    baseball 2016.09.09 Fri

    160903k-00.jpg
    9月3日、神奈川県川崎市の富士通スタジアム川崎に行ってきました。

    同日に等々力で開催される天皇杯の為に川崎に遠征してきましたが、
    川崎に行くという事で、どうしても立ち寄りたい場所がありました。
    それが今回紹介する球技場、富士通スタジアム川崎です。

    アメリカンフットボールの富士通フロンティアーズの本拠地として使用されています。
    訪れた日には少年サッカーが開催されていました。

    何故ここに立ち寄りたかったかと言うと…。

    160903k-19.jpg
    ここはかつて川崎球場という野球場でした。

    大洋ホエールズ、ロッテオリオンズなどの本拠地として使用されてきましたが、
    スタンド部分の老朽化に伴い、2000年限りでスタンド部分の解体が決まりました。

    オリオンズ時代から老朽化が進んでおり、その古さと汚さから観客には敬遠されてきました。
    当時のパリーグは全体的に観客数が少なく、特にロッテは低迷期という事もあり閑古鳥が鳴き続けました。
    スタンドでは試合に飽きた子供がキャッチボールしたり、竹筒を持ち込んで流しそうめんをしたり…。

    ロッテの千葉移転後も各種イベントなどで使用されてきましたが、老朽化は進行し続けていきました。

    160903k-02.jpg
    閉鎖が決まった2000年、最後のプロ野球として横浜対ロッテのオープン戦が開催されました。
    大洋とオリオンズ、共に前身球団が本拠地にしてきた縁を持つ両チームの対戦となります。

    自分は川崎でのロッテ戦、それどころか川崎球場自体に行った事が無かったのですが、
    せめて最後の試合だけでも見に行こうと思い、秋田から川崎に向かいました。

    160903k-03.jpg
    【2000年撮影、フイルムカメラによる撮影】
    最後の川崎球場を見ようと、球場前には多くのお客さんが訪れていました。
    チケットが売り切れやしないか不安でしたが、なんとか当日券を確保して球場に入ります。

    160903k-04.jpg
    【2000年撮影】場内の様子。
    両翼90mという狭いグラウンド、金網のサビ、スタンドのヒビが入った椅子。
    古さの目立つ球場ですが、最新鋭のスタジアムとは違った温かさ、居心地の良さを感じました。
    初めて来たのに、今まで何度も来た事あるような懐かしささえ感じました。

    160903k-05.jpg
    【2000年撮影】横浜ホームという事で、本拠地時代とは逆のレフト側に陣取ったロッテ応援団。
    オリオンズのトリコロール球団旗が振られ、当時の懐かしい応援歌が演奏されていました。

    試合は22-6でロッテの大勝でした。
    狭い球場に10本のホームランが飛び交うという派手な展開でした。

    160903k-06.jpg
    【2000年撮影】試合後ロッテ応援団はライトスタンドに移動して二次会を開催。
    観客は精一杯オリオンズの応援歌を歌い、川崎球場との別れを惜しんでいました。

    160903k-07.jpg
    …さて前置きが長くなりましたが、ここから現代に戻ります。
    スタンド解体後もアメフトをはじめ各種イベントを開催してきた川崎球場。
    その後大幅に改修され、2015年に球技場「富士通スタジアム川崎」として新装オープンしました。

    2000年以来、16年ぶりに訪れた川崎球場。
    どのように変わっているのでしょうか。

    160903k-08.jpg
    場内はこのようになっています。
    野球場時代の一塁・三塁側にスタンドが新設され、フィールドにはロングパイル人工芝が敷かれています。

    パッと見は全く別の競技場に見え、野球場の面影は無いように思えます。
    しかし、実は球場時代の面影が残っている場所があります。

    160903k-09.jpg
    バックネット跡。高いネットが残っています。

    160903k-10.jpg
    外野フェンス、バックスクリーン跡。
    フェンスのカーブは球場時代そのままで、ラバーフェンス上の高い金網も当時のままです。

    160903k-11.jpg
    照明の鉄塔も野球場時代からの物のようです。

    160903k-12.jpg
    スタジアム隣のマンション「ハウスプラザ角倉」
    知らない人は「?」と思うでしょうが、これも川崎球場と繋がりの深い物件です。
    1988年10月19日、近鉄の優勝が掛かったロッテとのダブルヘッダー、いわゆる10.19
    観客が球場に押し寄せて入場しきれず、このマンションの屋上などからタダ見した人が多かったそうです。

    よっぽどの野球マニア以外にはただのマンションにしか見えませんが、
    ここを見つけた時は思わず( ̄ー ̄)ニヤリとしました。

    160903k-13.jpg
    さて、スタジアムの横に立つこちらの事務所。
    この一角は川崎球場時代の資料室となっており、自由に見学できます。

    160903k-14.jpg
    室内には数多くの資料が展示されています。
    入ると指定管理者の川崎フロンターレのマスコット・ふろん太がお出迎えしてくれます。

    160903k-15.jpg
    ロッテオリオンズのグッズや写真が色々と展示されています。
    マネキンが着ているユニフォームは前田幸長、額に展示されているのは佐藤幸彦ですね。

    160903k-16.jpg
    川崎球場のスタンドに設置されていた椅子があります。
    こんな貴重なものが残ってたんですね。

    160903k-17.jpg
    先ほど紹介した2000年のラストゲームの新聞記事。
    ロッテ時代晩年は不人気で閑古鳥が鳴いた川崎ですが、この試合では2万1千人が観戦しました。
    その2万人のうちの1人になって、最後を見届ける事が出来たのは良かったです。

    160903k-18.jpg
    あと川崎はプロレスの聖地でもありましたね。
    大仁田厚が使用した凶器(折りたたみテーブル?)の破片なんて物も展示されています。

    160903k-01.jpg
    他にも数多くの写真やグッズなどが展示されています。
    ここは是非とも立ち寄る価値があります。

    160903k-20.jpg
    野球場時代のスタンドは無くなり、開催される競技も野球からアメフトに変わりました。
    しかし大阪球場・藤井寺球場など、解体後に住宅や商業施設などに変わり跡形も無くなった例を考えると、
    たとえ形が変わっても、今もスポーツの競技場として使用され続けるというのは素晴らしい事だと思います。

    160903k-21.jpg
    アメフトを観戦しに、そして川崎球場の歴史を感じに。
    是非とも富士通スタジアム川崎にお越し下さい。




    関連記事
    スポンサーサイト
     
     

    Comments

    name
    comment
    comment form
    (編集・削除用) :