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    小坂鉄道レールパークに行ってきました

    train 2015.09.13 Sun

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    秋田県小坂町の「小坂鉄道レールパーク」に行ってきました。

    この施設は、元々「小坂製錬小坂線」の小坂駅でした。
    小坂線は小坂駅と大館駅を結ぶ22.3kmの路線です。
    かつて鉱山で栄えた小坂。鉱石などの貨物や多くの人々を輸送してきました。

    その後1994年に旅客営業を終了。残った貨物営業も2008年をもって運行終了しました。
    翌年2009年に正式に廃止されましたが、小坂駅舎や線路はそのまま残されていました。
    その後小坂町が駅舎を観光施設として活用する事を決め、2014年に同パークがオープンしました。

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    現役当時そのままのレトロな雰囲気が残る木造駅舎。

    大館駅(JR駅舎と若干離れた所にありました)など、小坂線の多くの駅舎は廃止後に解体されました。
    こちらの小坂駅舎は解体されず残ったおかげで、このように再活用されました。
    この素敵な駅舎は残しておいて正解ですね。

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    駅舎の中も、昔ながらの雰囲気が残されています。
    発車時刻の掲示板もあり、現役時代を彷彿させます。

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    入場券を購入すると、なんと硬券でした!
    しかも改札口を通る時には、ちゃんとパチンとハサミを入れてくれるこだわり。
    今は多くが自動改札、有人の改札でもスタンプになり、ハサミを入れる切符はほとんど見なくなりましたね。

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    「改札口」を通ると、色々な種類の車両が置かれています。

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    DD130形ディーゼル機関車
    2008年の運行終了まで貨物列車を引き続けてきました。
    勾配区間を三重連で牽引する迫力の姿は小坂線の名物でした。

    最後まで頑張ってきただけに、さすがに車体に傷みが目立ちます。

    ディーゼル機関車運転体験

    同パークでは事前申し込みをすると、なんとこのDD130の運転体験が出来ます
    座学講習後に実技を行うという本格的なもので、終了後には運転体験証明書が貰えるそうです。
    機関車を自ら動かしてみたいと憧れる方、是非いかがでしょうか?

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    11号蒸気機関車
    きかんしゃトーマスを思わせる小さな車体で、後ろには客車も連結しています。
    昭和37年まで運行していたそうです。

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    観光トロッコ
    体験料300円で、構内をトロッコで巡る事ができます。

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    そしてこちらが話題の寝台車、24系客車

    北斗星の廃止により全廃となったブルートレイン
    秋田・青森と東京を結ぶ「あけぼの」も2014年限りで廃止されて、秋田では見られなくなっていました。

    そんなブルートレインの車両が、なんと同パークにやって来たのです。それも4両も。
    この4両は宿泊施設として活用する計画があるそうです。
    ただの保存だけじゃなく、宿泊も出来る「泊まれる寝台車」として保存されるのは凄い事ですね。

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    現在はそのうちB寝台の「オハネフ24 12」の車内が一般公開されています。
    さっそく入ってみると、現役時代と思ってしまうほどの状態でした。
    (カーテンや灰皿などの撤去はありましたが)

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    上下に分かれた二段式のB寝台。
    シートに座って窓を眺めると、今にもガタンと動き出して東京に出発しそうです。
    野球を見に関東に行く時、こうやってシートに座って凄くワクワクしてた思い出が蘇りました。

    いつかこの24系客車が宿泊施設としてオープンしたら、是非とも泊まりに行きたいですね。

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    場所を移して、こちらは工場の中。
    パナソニックが製作した「エボルタ電池鉄道」
    単一乾電池99本を動力にして鉄道の線路を走らせようという企画で、実際に小坂線の線路を走りました。

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    他には作業用車両や、機関車の台車・エンジンなども展示されています。
    間近で見るとやはり相当大きいですね。

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    展示室には現役時代に使用されていた貴重な品が置かれています。

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    工場の外に戻り、こちらはラッセル車・キ115
    山間部の路線だけに降雪対策は欠かせません。

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    工場への通路から見た、ディーゼル機関車とラッセル車が並ぶ様子。
    こういうアングルから車両を見るというのは、現役の鉄道会社ならなかなか無い事。
    線路が奥までどこまでも延びていきます。

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    一方、構内にはこのような車両も…。
    貨車の奥に置かれた赤と黄色の車体は、キハ2100系気動車

    1994年の旅客営業終了まで、多くのお客さんを運んできた同車。
    長年小坂線を支えてきた車両が、今は雨ざらしでサビだらけ…。

    どうも同型車が現在車体修繕を受けているそうで、将来はこちらに展示されると思われます。
    綺麗な姿のキハ2100系、いつか見てみたいですね。

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    という訳で、とても見応えのある小坂鉄道レール-パークでした。

    レトロな駅舎、貴重な車両の数々。これで入場料500円はお得ですよ。
    親子連れで行けば、親には懐かしく、子供には新鮮な体験となるのではないでしょうか。
    ここは是非とも皆さんにも行っていただきたいですね。

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    レールパークの外に続く小坂線の廃線跡。
    線路周りに少し草が生えていますが、廃止後数年とは思えないほど綺麗です。
    廃止された後も、多くの人達によって大事に扱われているのがわかります。

    緑の中をまっすぐ延びる二本の線路。とても絵になります。

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    レールパークの近くには、ご覧のような立派な建物があります。
    明治時代に建てられた芝居小屋「康楽館」で、国の重要文化財に指定されています。
    小坂駅舎と同じく白基調の木造建築。とてもモダンな造りです。

    独特の雰囲気がある小坂町、とても良い街でした。

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