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    響け、ありがとうの言葉 -宮城遠征を振り返る-

    soccer-13 2013.12.31 Tue

    2013年も残りわずかとなりました。

    秋田サポーターとして、今年は個人的に今まで以上にアウェイに足を運んだ一年でした。
    過去3年間のアウェイ遠征は、11年の松本と10、11年天皇杯の山形の3試合ですが、
    今年だけで天皇杯を含めて4試合も遠征しました。

    もっと多くアウェイ参戦している他のサポーターからしたら少なく見えるかも知れませんが、
    今までほぼホームオンリーだった自分としては、これでも驚異的な数字です。

    ブラウブリッツはJFLとして最後のシーズン。
    JFLに残るチームとは今季限りの対戦であり、特に「今見ておかなきゃ!」という思いが強かったです。
    そういう事もあり今年は今まで以上にアウェイに力を入れようと考えた訳です。

    石川でのツエーゲン金沢戦、浜松でのHONDA FC戦、天皇杯のユアスタでのベガルタ仙台戦
    それらもとても印象に残っておりますが。

    なんと言っても一番印象に残ったのが、七ヶ浜でのソニー仙台戦

    東日本大震災の前、2008年以来5年ぶりに訪れた宮城県沿岸部。
    JFLでは最後の対戦となるソニー戦、そして被災地の現状を見ておかねばという思い。
    日程を聞いた時点で真っ先に「行かなきゃ!」と思ったカードでした。

    試合の件、そして以前訪れた野球場への再訪は前回の記事でもお伝えしましたが、
    その他の場面を中心に改めて当時の遠征を振り返ってみたいと思います。(すいません長いです)

    06miyagi-01.jpg
    スタジアムに入り、バックスタンド方面を見るとそこには瓦礫の山が。
    これでも以前より減ったそうですが、相変わらず高い瓦礫の山で重機が作業をしていました。

    スタジアムは高台で津波の被害は免れましたが、普通に試合が行われているピッチと向こうの瓦礫とのギャップ。
    サッカーが出来る事、そして観られる事、それに感謝しなきゃいけないなと思う光景でした。

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    試合後には石巻に移動して、被災前に訪れた事がある居酒屋「三吉」さんにお邪魔しました。
    震災後どうなっていたか心配でしたが、通常営業しており安心しました。

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    魚介類メニューがメインのこちら、とにかく一番の魅力がこの安さ
    ほとんどが500円以下という品揃えで、新鮮な刺身を肴に飲む一杯は最高です。
    石巻駅近くには新しいチェーン店も増えましたが、こういう昔ながらの店は居心地が良いですね。

    06miyagi-06.jpg
    一夜明け、スタジアム巡りの為に移動。
    石巻の野球場とサッカー場は、震災直後から自衛隊の拠点に使用されてきました。
    展示されていた当時の写真を見ると、グラウンド内に自衛隊の車両を停めていたのですね。
    訪れた時にはそれぞれ本来の競技場としての姿に戻っていました。

    06miyagi-04.jpg
    石巻から先は段々と震災の爪痕が目立つようになります。
    建物の数が少なくなり、そこは広々とした雑草地と化していました。
    コンビニもこのようにプレハブ建てが多くなります。

    06miyagi-05.jpg
    その先に見えた気仙沼線は、橋や駅舎こそ残っていますが築堤はかなり流されていました。

    不通区間はバスによるBRTが運行されており、線路跡をバス専用道として運行する区間もありますが、
    再び「鉄道として」運行が再開される日は来るのか…。簡単には行かなそうです。

    06miyagi-08.jpg
    南三陸の野球場も高台にあるため被害はありませんでしたが、すぐ隣には仮設住宅が。
    後で思い出したのですが、以前行った時はここが芝生の多目的グラウンドでした。
    震災から2年経った当時でもこの状況…まだまだ時間は掛かりそうです。

    06miyagi-09.jpg
    その球場のすぐ近くにあるのが伊里前福幸商店街
    ご覧のように、サッカークラブを中心に様々な旗がなびく光景が目に飛び込みます。

    06miyagi-10.jpg
    我がブラウブリッツ秋田のフラッグもありますよ。
    この下には魚の加工食品を売る店があり、秋田の旗を掲げてもらったお礼も兼ねて買い物しました。

    06miyagi-11.jpg
    さて、ふとステージを見るとアイドルらしき女の子たちが。
    彼女たちは、気仙沼で活躍する地元アイドル・SCK GIRLSです。

    今日ライブがある事どころか、彼女たちの存在自体をこの日初めて知りました。(本当だぞ!狙ってないぞ!)
    我らの(?)pramoと比べると、人数が多く年齢層も幅広いようです。

    06miyagi-12.jpg
    気仙沼を中心に、被災した地域の在住者により結成されたこのSCK GIRLS。
    元気いっぱいのステージを見せてくれました。

    06miyagi-13.jpg
    メンバーの明るい笑顔にこちらも癒やされます。かれん!かれん!


    響け! ありがとうの言葉 大声で叫ぶよ これからの姿を見てて
    始まる僕らのストーリー作るよ あの景色が戻る日まで

    涙は拭いた 前に進もう 未来が輝くよ
    手と手握ったぬくもり忘れないから 今だけその肩を貸して

    もう少しだけ一緒に いつかまた この場所で会おうよ


    06miyagi-15.jpg
    …以上、七ヶ浜・石巻・南三陸の遠征を振り返ってみました。

    仮設住宅に瓦礫と、震災の影響はまだまだ多く残っておりましたが、
    商店街の皆さん、そしてSCKのメンバー、皆さんがとても元気だったのが印象的でした。
    皆さんが元気に頑張る姿を見ると、こちらまで元気になってきます。

    明るく、前向きな気持ちを持って、これからもみんなで共に闘っていきましょう
    あの景色が戻る日まで。

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